1月12日、ここまで2勝1敗と勝ち星が先行している三重ホンダヒートが首位を走る埼玉パナソニックワイルドナイツに挑んだ。
試合開始早々、竹山晃暉とエセイハアンガナの連続トライでリードを許すも、古巣に復帰しキレのあるプレーを見せるレメキロマノラヴァがトライを返すも、前半だけで5つのトライを奪われ5-33と大きくリード許し前半を終える。
後半になるとヒートが追い上げを見せるとレメキロマノラヴァが2トライを決めてハットトリックを決めると岡野喬吾もトライを決めて12点差まで縮めるも、31分にパブロ・マテーラにレッドカード、岡野にイエローカードと13人となり、ディフェンスが崩壊。24-48とダブルスコアで敗れた。
大敗したとはいえ、後半はトライ数でワイルドナイツを上回り、今シーズンの好調はブラフではないことを証明した。試合後のキアラン・クローリーHC、パブロ・マテーラゲームゲームキャプテン、さらに前節から素晴らしいパフォーマンスでチームを前に出すSH土永雷に話を聞いた。
三重ホンダヒートキアラン・クローリーHC

キアラン・クローリーHC
前半に関して言うと、自分たちが結局自分たちの首を絞めて難しい試合に運びにしてしまったと感じています。
はじめのところで相手に簡単にボールを与えてしまって、そこから自分たちに結局プレッシャーがかかってしまいました。 結局、そこで始まったキッキングゲームにも勝てずに、相手のトライまで繋がってしまった。
自分たちがはじめ、前半のところでもうちょっとボールを持っておかないといけなかったっていう場面でも、自分たちが蹴ってしまって相手にチャンスを与えてしまった。それをハーフタイムに話したので、そこは改善できた。
後半に自分たちのプレーでいい部分が出たので、そこがポジティブに思います。自分たちが相手にしっかりプレッシャーをかけることができて、そのプレッシャーから自分たちの得点にもつながった。初めに大差でつけられてしまっていたところを点を取り戻して追いついていったんですけれども、結局そこで取られたことによって、最後にとどめを刺されてしまった。