10日、NTTジャパンラグビーリーグワン、シーズン2位でプレーオフ進出をした東芝ブレイブルーパス東京が練習をメディアに公開した。練習後、リッチー・モウンガ、トッド・ブラッカダーHC、リーチマイケル、シャノン・フリゼルが19日に行われる東京サントリーサンゴリアス戦に向けた意気込みを話した。
東芝ブレイブルーパス東京 トッド・ブラッカダーHC
――今日のトレーニング
いい収穫がたくさんあったと思います。ユニット練習では試合の状況に応じた想定練習ができた。後半はここまで自分たちがやってきたことを賛えて、しっかり楽しんで終わりたかったので、それができて嬉しいですし、来週に向けて楽しみです。今日のゲームも今まで私たちがやってきた戦い方を表現しているようなものでした。楽しんで、自由に。そして来週の試合に向けて重要になってくるものを改めて確認するためのものでした。
――サンゴリアスというチームについて
両チームとも、2回対戦していて、2回お互いを分析することになると思う。プレーオフの試合では違うメンバーで臨むだろうから、僕たちは今シーズンのこれまでよりも最高の状態で臨めるように準備している。サントリーは何シーズンも続けて決勝に進出しているから、いい準備をする方法を知っている。だから我々としては、準備を万全にして本番に臨むだけだ。
――ゲームのキーとなるのは
たくさんのキーモーメントがあるだろう。今一番大きなことは、おそらく自分たち自身の内面的なディシプリンだろう。今までのような規律では決して決勝で勝てるようなものではない。昨日のチームミーティングでもその点をしっかり話したし、整備する必要がある。ここからは負けたら終わりのゲームなので、ペナルティをしたら相手に3点与えることになる。実際にやらなければならないところはたくさんある。
――レフェリーとのコミュニケーションも大事になる
そうです。自分たちのやりたいことはいろいろあるので、レフェリーとのコミュニケーションもそうですし、チームメイト同士のコミュニケーションもあります。そこは正しく行っていきたい。なるべくレフェリーに不要な笛を吹かなくて済むような良いゲームにしたい。
――モウンガ選手のスーパーラグビー7連覇の経験はプラスになるか。
いろんな要素で彼は経験を伝えてくれています。リーグ戦の間は試合でもミーティングでも彼はしっかりと私たちをリードしてくれていました。そして、長年プレーオフに進出してきた自身の経験を、ミーティングでみんなの前で話してくれているので、チームにとっていい助けになると思います。